滞在する資金を補うために条件付で仕事をしながらい、1年間の海外生活を体験できる制度がワーキングホリデーです。
イギリスはワーキングホリデーが始まった国であります。
イギリスのワーキングホリデーの正式名称は「日英ユースエクスチェンジスキーム」とよばれています。
18〜25歳の人を対象に2001年4月より開始され日本・イギリスの若者に対し、休暇を主な目的としての長期滞在により、互いの国の文化、社会、生活、習慣などの文化に関する理解を深める機会を提供するものとして始められたのです。
最大1年間の滞在が許可され、日本・イギリスそれぞれの参加者数は毎年400人と決まっていて他の国と比較すると競合が厳しいですね。
日本人が毎年400人ワーキングホリデービザでイギリスでワーキングホリデーをしています。
ビザの申請時期は指定された短い期間内で行なわれ、応募方法は大使館のホームページより年1回募集要項が発表されます。
1月から2月上旬にかけて募集か行われ、ハガキでの抽選の後、書類での選考があります。
短い申請期間なので、時期を逃さないで速やかな応募手続きをすることをおすすめします。
イギリス出発前に、駐日イギリス大使館発行の入国許可証を旅券に所持している必要があります。
入国許可証がない場合、ワーキングホリデーでのイギリスに入国することはできません。
イギリスでのワーキングホリデーの費用は、滞在する期間やホームスティーかアパートを借りるかなど生活の仕方によって費用に幅が出てきます。
現地で生活をする上で必要となるのは、家賃、食事代、交通費、個人的なお小遣いですが、学校に通う場合は授業料、アパートで一人暮らしをする場合は保証金(敷金)や生活雑費などが別に必要となります。
アルバイトをする場合でもすぐに見つかるとは限らないので、しばらくの間は働かなくても生活できるだけの資金を用意していくことが必要でしょう。
住む場所、期間、滞在方法により違いがありますが、ワーキングホリデー体験者の多くは、日本を発つ時に100万〜180万円の資金を用意しているみたいですね。
また、航空運賃や保険料も忘れずに費用に加えておきましょう。
滞在期間中に現地で従事できる仕事については、、旅費を補う目的に限られています。
ワーキングホリデーでは仕事に従事することが可能ですが、どのような仕事をする場合も、休暇目的の滞在の補助としたものでなければなりません。
具体的にはフルタイム(就労時間が週25時間以上)の仕事に就く場合、就労期間は滞在期間の50%以下に制限されますが、パートタイム(勤務時間が週25時間未満)の仕事であれば、就労期間の制限はありません。
ワーキングホリデーを利用する場合、まずは渡航後すぐに語学学校で英語を学びながらショップやレストランなどのアルバイトを探し、働くのに必要な英語力を身に付けるという人がほとんどのようですが、地方でスローライフを楽しむ人も増えているとの事です。
仕事探しだけでなく、その国で生活して、現地の人とより多く交流するためにも、当然のことですが日常会話程度の語学力は必要不可欠ですからね。
イギリスでのワーキングホリデーで仕事を探す場合は、都市部では多くの求人情報が新聞や雑誌掲載されてほか、当初は語学力に自信がない場合は日本食レストランなどの日本人の集まる場所で情報を収集しましょう。
ワーキングホリデーを利用して歴史と伝統の国イギリスを楽しんでください。
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ドイツでのワーキング ホリデー
ドイツで最大1年間働きながら学んだり休暇を楽しんだりとドイツの暮らしを体験ができるのがドイツ・ワーキングホリデーです。
2000年にドイツもワーキングホリデー制度を採用しました、それに伴いドイツでのワーキングホリデープログラムは、日本・ドイツの2国間契約に基づいて2000年12月1日より始まりました。
ワーキングホリデービザで毎年多くの日本人がドイツでの生活を楽しんでいます。
ビザ申請は18〜30歳の日本人なら誰でも申請ができます。
最大1年間、アルバイトをしながらドイツの文化を体験しながらドイツ人と交流しながら日常生活を楽しむことが出来るのです。
企業やレストラン等でアルバイトをて森と古城と音楽の国ドイツを肌で感じながら、語学や文化を学ぶ、ドイツ国内を旅をしたりと自分の好みに合わせた過ごし方ができます。
それとヨーロッパのワーキングホリデー受け入れ国で唯一、ビザの発給数制限が設けられていないので、資格のある人は自分の予定に合わせていつでもワーキングホリデービザを申請できます。
ドイツ語では「仕事」のことを「アルバイト」と言いますね。
ドイツ語が全くできないと可能なアルバイトは限られてしまい、しかも時給が平均より低くなってしまいます。
しかし、ドイツにおける日本企業が数多く進出している日本人の中心地デユッセルドルフでは、日本語だけでアルバイトができます。
主なアルバイト先は、日本人向けの日本料理屋、日本の本屋、カフェやスーパーなどがあります。
また、デュッセルドルフ以外の日系企業が多いのはミュンヘンやフランクフルトです。
アルバイト先の見つけ方ですが、一般的な方法として、デユッセルドルフで発行されている日本語新聞の広告を見たり店舗に張り出してある広告を見たり、友人の紹介 などとなります。
尚、ワーキングホリデーで滞在中仕事ができるのは合計90日間で、それ以上は働くことは出来ません。
仕事をしながら過すとしても到着後すぐに仕事が見つからない場合が多いので、到着後しばらくの間は働かなくても生活できるだけの資金を最低限用意していきましょう。
ワーキングホリデー経験者の多くは、出かける時に80万〜170万円の資金を用意しているようですよ。
ワーキングホリデー制度を利用してドイツでの生活を通してドイツの人たちとの交流を楽しみましょう。
フランスでのワーキングホリデー
ワーキングホリデーとは、青少年(満18 才以上30 才以下)が海外の訪問国で労働することを認め、滞在資金を補いながら、語学や文化を学んだりして、最長1年間の海外生活を体験できる制度で、国際交流が目的の政府間協定です。
1980年日本とオーストラリアとの間で始まり、次いで、1985年にニュージーランド、1986年にはカナダ、その後、韓国(1999年)、フランス(1999年)、ドイツ(2000年)、イギリス(2001年)、アイルランド(2007年)が加わり、現在ワーキングホリデー対象国は8ヵ国あります。
基本的な条件さえクリアしていれば、簡単に申請できて、働くことも許されるワーキングホリデーは非常に魅力のある制度です。
観光、短期留学、ボランティア活動、スポーツ活動、資格取得など、さまざまなことに利用できます。
1999年12月から実施されているフランスでのワーキングホリデーは、おしゃれな国というイメージがあり人気が高いのですが、ビザの発給数が550名と制限されているので、競争率が6倍前後とかなり高いです。
ビザの申請期間が決まっていて、申請から90日以内に大使館から審査結果が通知されます。
審査基準は公表されていませんが、フランス語の優劣は関係なく、確かな目的と意思が重要視されているようです。
フランスのビザの申請・発給条件は、以下の7項目を満たしていることです。
1. 申請時において満18 才以上30 才以下であること。(年齢制限があります。)
2. 子供同伴でないこと 。
3. フランスに休暇としての渡航予定者であり、なおかつ仕事に就く意志のある者 。
4. 行きの航空券の所持者で、一年間有効のオープンチケット、もしくは帰りの航空券を買えるだけのお金の証明書を持っている者 。
5. 所持金が2500 ユーロ以上である証明書(トラベラーズチェックの購入証明書または銀行の残高証明書 )
6. 健康である者 。
7. 以前にフランスのワーキングホリデービザを取得していない者 。
(同じ国には、一度だけワーキングホリデーが認められます。)
フランスには、本場のフランス料理やお菓子作りを学んだり、芸術を学んだり触れるために、ワーキングホリデー制度を利用する人も多くいます。
また、少し足を伸ばせば、歴史ある数多くの観光地を訪ねることができるし、フランスは農業大国で食料自給率100%以上であり、自給率の低い日本との違いを知ることも青少年にとっては大切です。
乳製品や野菜・果物などの食べ物もおいしく、日本より安いのが嬉しいですね。